素材で役割が変わる
クッション選びで迷うのは、「柔らかい=楽」ではないからです。用途によって必要な硬さが違います。
低反発
体温と体重でゆっくり沈み、体の形に合わせて面で支えます。圧の集中を避けたい場合に向きます。
向くケース。坐骨が当たって痛い、硬い椅子に長時間座る。
注意点。沈み込むぶん骨盤が後ろに倒れやすく、姿勢を保つ目的には向きません。通気性も高くはありません。
高反発
押し返す力が強く、沈みすぎません。座面を安定させて姿勢を保ちたい場合に向きます。
向くケース。長時間のデスクワーク、姿勢が崩れやすい。
注意点。硬く感じることがあり、坐骨の痛みには不利な場合があります。
ビーズ
中の粒が動いて形を変えるため、体のかたちに追従するのが特徴です。座る位置や姿勢を変えても、そのつど形が合います。
向くケース。座り方が一定でない、床に座る時間がある、腰の後ろに当てて使いたい。
注意点。粒が動くぶん、高さは一定になりません。用途を「支える」より「当てる・沿わせる」と考えるほうが合います。
ビーズクッションの種類と用途を見る
形状ごとに想定されている使い方が違います。公式サイトで確認できます。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 素材と形状で用途が分かれます
- 体格と椅子の高さで合うものが変わります
比べ方
確認する項目
①厚み。座面が何センチ上がるか。机との関係が変わります。
②カバーが洗えるか。毎日使うものは、洗えないと衛生面で続きません。
③通気性。夏場に蒸れるかどうか。
④へたり。どのくらいで戻らなくなるか。安いものは数か月で潰れることがあります。
⑤サイズ。椅子の座面より大きいと、はみ出して不安定になります。
特に①の厚みは最初に測ってください。座面が3cm上がると、机が3cm低くなるのと同じです。肘の角度が変わり、今度は肩に来ることがあります。